先輩社員紹介3SPECIAL INTERVIEW
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Q1入社から現在までのキャリアは?
新入社員研修の後、最初に大手商社会計システムのチームに参加。約3年間、さまざまな機能を改修・改善するプログラムをつくってテストして導入する業務に携わりました。学生の時に培ったITの知見に加えて、会計や税務の知識も身につける必要があり、経験するほどに知の範囲が広がって楽しかったですね。もともと新しもの好きで、未知の領域に挑戦したいタイプなので、その次はSEの立場で、製薬会社の物流センター向け出荷検品システムの開発を担当。そして3年ほど前から、現在の音声物流システムのプロジェクトを、私が主体となって推進しています。
Q2音声物流システムについて、具体的に教えてください。
物流センターでは通常、作業者が「どのアイテムをどの棚から、いくつピックアップしなさい」といった指示書(紙)を手に持ち、それを見ながら出荷や検品を行っています。音声物流は、この紙の代わりに音声を利用する仕組みで、ヘッドセットを通じて音声で指示を伝えます。ハンズフリー&アイズフリー!両手を自由に使えるようになり、紙の情報を目で読む労力からも解放されるため、「ラクになる、速くできる、間違いが減る」といったメリットがあり、業務を効率化できます。世界的に注目を集めているので、当社ではいち早く勉強会を開いて情報を共有。私がチームリーダーになり、お客様への導入を図っています。
Q3最も印象に残っているプロジェクトは?
音声物流システムは、すでに医療機器、製薬、機械部品、容器等の顧客企業の物流業務に採用いただき、好評を得ています。いちばん思い出深いのは、やはり最初の医療機器メーカーの案件です。全国の支店に製品を配送するシステムで、医療系だけに誤出荷があってはならないため、厳重なチェック機能を組み込んだワークフローを企画提案。協力会社を含めた多数のメンバーをリードしながら、予算や工程を管理。開発からテスト、現地への導入、作業者さんのトレーニングまで、すべてを統括しました。大変な毎日の連続でしたが、お客様の「もう紙には戻れないね」のひとことで、苦労は吹き飛びました。
Q4これからの目標・将来ビジョンは?
「何か技術を学ぼう」というのが、会社の目標です。ひとつの事例として「IoT」にフォーカス。毎週1回、会社の援助のもと、若手が集まって勉強会をしています。みんなで文献を読んだり、IoTのキットにLEDやカメラやセンサをつないで楽しく実験したりしています。学生時代から、私は尺取り虫みたいなロボットをつくるなど、ずっと旬の技術へのトライアルを重ねてきたので、これからも「先進的なプロジェクトを開拓すると同時に、後輩の育成にも取り組み、技術力でCMCをリードする存在」を目指そうと燃えています。
Q5入社してほしいのはどういう人ですか?
ごく単純に、「意欲的に行動する人」ですね。IT業界は「寝て起きたら、新しいテクノロジーやサービスが生まれている」と言われるくらい、進化の激しい世界です。それを面白いと思って、身の回りの家電や電子機器にも近未来のAIや自動運転車にも、いろいろ興味を持って探究していく「意欲と行動力」が大事だからです。頭がいいとか、勉強ができるとかではなく、「好奇心にあふれて、勉強を続けられる人」と言ってもいいでしょう。現に当社には、「面白そうだから、話題のデジタルツールを使ってみよう」「好きだから、電子工作で遊ぼう」と話す意欲的な仲間が集まっています。